岐阜県知事からのメッセージ
ストップコロナ2週間対策
< 全文 >
今、岐阜県は新型コロナウイルス感染症の拡大の危機にあります。
(4/3)本日 時点で陽性患者は36名となり、昨日まで12日連続で発生しています。
また、これまで発生していなかった地域で発生するなど、全体的に陽性患者増加のペースも上がっています。
このような状況を踏まえ、県民の皆さまに強くお願いします。
これ以上の拡がりを何としても食い止めるため、感染してから発症するま での期間も考慮した約2週間、
すなわち4月4日(土)から19日(日)の 間、「ストップ 新型コロナ 2週間作戦」として、重点的に感染拡大防止 対策を実施します。
まず、すべての県民の皆さまには、特に以下の2点の徹底をお願いしま す。
(1)不要不急の外出を控えてください。
※ 特に症状が出にくいとされる若い方の移動によるウイルス拡散 が指摘されています。慎重な行動をお願いします。
※ 県内各大学等におきましても、上記について学生の皆さまへの 働きかけ等をお願いします。
(2)感染リスクが高まる3つの条件(密閉空間・密集場所・密接場面) が揃う場(※)を徹底的に回避してください。
※ 可児市のクラスターの原因となった合唱団及びスポーツジムを はじめ、バー・ナイトクラブなど接客を伴う飲食店業への出入 り、カラオケ・ライブハウス、ダンスサークルや卓球など呼気 が激しくなる室内運動の場。
また、これまでの取組みに加え、以下の対策を実施します。
1 学校再開に伴う感染拡大防止対策の強化
3月31日に決定した「強化対象校」での「学校再開に伴う感染症予防 対策」を全ての県立学校で実施します。
市町村等の学校設置者におかれても、できる限りの対応をお願いします。
2 社会福祉施設における感染症予防対策の強化
高齢者が多く利用する介護施設はもとより、社会福祉施設においては、 ひとたび感染者が発生すると深刻な状態になる可能性が高まります。その ため、市町村及び各施設と連携し、速やかに、これらのリスクが高い施設に 対し、チェックリストに基づく感染症予防対策の徹底を図ります。
3 計画的在宅勤務の促進
まん延防止を図るため、4月6日(月)から当面2週間、岐阜県職員の 半分程度を在宅勤務とし、職場における密集状態を大胆に緩和します。
市町村、企業におかれても、できる限りの取組みをお願いします。
4 県直営施設等の完全休館など
新たに県直営施設等の一部(歴史資料館、美術館、現代陶芸美術館、図書館、 博物館、高山陣屋、文化財保護センター、空宙博)を4月19日(日)まで 完全休館とします。
その他の施設、県が主催するイベント等については、原則として、中止、 延期又は規模縮小してまいります。
この未曽有の難局に際し、県民の皆さまとともに重大な危機感を持って取 り組んでまいります。ご理解ご協力をお願いします。
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