【なぜ、防災をやるの?】
オリーヴの鈴木です。 今日は、オリーヴ立ち上げの時からの仲間と話す時間がありました。
一つの私の問いに答えてくれた彼女の言葉は、私の原点を思い出させてくれましたのでここに書き留めたいと思います。
お付き合いいただければと思います。
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私が防災の勉強会をみんなでやりたい、やり続けている理由。
それは「つながる」ことを大切にしているからです。
実は「防災」が大好きでやっているのでは、ありません笑
でも、好きでないことはやらないようにしている私です。
じゃあなんで?
私の防災とは言い換えると、オリーブのコンセプトでもありますが、
「私の中の防災」=「自分の命(人生)に責任を持って生きること」とリンクしています。
そして、その
「自分の命(人生)に責任を持って生きること」がやってみたくて大好きなことであるのです。
それをやるには最初にあげた「つながる」ことが大切なのです。
私は、現在の5歳の息子がいますが彼が生まれた時、
ほとんどのお母さんが抱くであろう
「この子の生きる未来が健やかで平和でありますように」
と願いました。
そして、当時気がついてしまったのです。
この子が「健やかで平和でいる」ためには、うちの子だけが健やかで平和である、うちの地区だけ、うちの国だけ、人間だけが「健やかで平和」であるということは、本当の意味では成し得ません。
(ただ目の前の精神的な平和は保てても、現実的な母として願う「健やかで平和」はそこにはないのだろうと思います)
そして、私はこれまでの色々な活動の中で、自分だけで生きていると思っていたら大間違いだったということを頭ではなく実感として感じました。
それは、私の生活自身を支えてくれているたくさんの人がいるということです。
今回のコロナでもそれを実感した人はたくさんいらしたのではないでしょうか?
学校の先生、医療関係の方、農家さん、配達員さん、お店で働く人、様々なサービスで働く人、物を作る人、行政の人、議員さん、市長さん県知事さん、国会議員さん、NPOの方、、、、家族。
人だけでなく、たくさんの命、微生物、ウイルスだってコロナ以外にもたくさん存在してそれぞれの特徴があり、ある側面では私の生活の支えになっているのかもしれません。
つまり、私の生活は、私以外の全ての人や命や地球、今あるモノゴトに支えられていた。それは、紛れもない事実であり、今夜からお月様に1人で飛ばされたとしても、私はきっと生きていけません(酸素がないとかそういうことではなく)
裏を返すと、自分さえ良ければいいということはまず不可能で、そのためには「つながる」ことなんだ。
つまり、私はつながることでしか生きられないのだということです。
「つながり、そうすることで自分の命(人生)を自分で責任を持って生きること」ができる。
そこに本質的な平和のヒントがあると思っています。
「この子の生きる未来が健やかで平和でありますように」という私の願いを叶えるために、その未来の平和的な生き方ができる人が増えていくための行動がしたい、そう思うのです。
今、いる人が少しずつ自分ごととして
『自分の命(人生)に責任を持って生活すること』をやっていくことで、今の子どもや未来の子どもが成長する頃には、それが少しずつ当たり前になっていっている事でしょう。
とーーーても遠回りな話をしたように見えますが、結果、
だから、防災をやっているんだなーと思うのです。
その行動の一つが防災なのです。
やり方は人それぞれなのでしょう、
でも私の今は、たまたま防災がわかりやすかったのだと思います。
他の活動も全て同じ理由でやっています。
この先子どもたちが成長し、自分達も生活が変化していく中でどんな時も、そこはきっと、今までもこれからもブレる事なく続いていくものだろうと思っています。
つながってくれた人に心から感謝で、共に生きてくれている人にはもっともっと感謝で、何よりもそんな素敵な人生を教えてくれた家族には心から感謝です。
そんな、実はこの話、いつも「なぜ?」を聞かれるたびに話してるから、身近な人は耳にタコができてるかも笑
そんな頭の中が宇宙な私と、これからつながってくださる皆様にも、感謝いたします。
これからもよろしくお願いいたします!
長文読んでくださってありがとうございました。
個人のページではなく「防災の活動」を「仲間」を思った時、こちらのページで書きたいと思いました。
最後に仲間のみんなに、心から心を込めて感謝です💕
ぎふmama防災オリーヴ 鈴木千里
#2020命にリスペクト
(笠松チームはコロナの影響でまだ写真がなくて載せられないけど、気持ちは同じです)